4月22日(金)夜から24日(日)昼にかけて接心を行いました。
今回から高歩院の座敷を坐禅堂とし、道場を参禅室、講堂、食堂というように場面に応じて使う建物を分けて行動するようにしました。
接心に参加する修行者の日常の居場所、宿泊は坐禅堂である高歩院となり、朝課、粥坐、斎坐、喚鐘などの際は、坐禅堂から講堂、食堂などへ直日に率いられて一列になって出頭することになります。
接心中は鳴り物の合図によって、行動し、お経を読むときと、老師と参禅室で問答するとき以外は声を発することが無いというのが基本となります。これによって、坐っているとき以外でも禅定の状態を維持、継続しやすい状態を作り出すわけです。
今回は、まだ初めての手順で、試行錯誤の部分もあり、鳴り物合図だけで無語で行動とはなりませんでしたが、次回以降、徐々に動きも定着して鳴り物だけで行動できるようになると期待しています。(SK)